相続予定の不動産を売却するベストなタイミングとは?コツもあわせてご紹介!
2022/07/04
「相続する不動産を売却するベストなタイミングを知りたい」
このようにお考えの方は多いですよね。
そこで今回は相続する不動産を売却するタイミングごとのメリットについて解説します。
家を早く売るコツについても解説するので、ぜひ参考にしてください。
□相続する不動産を売却するタイミングごとのメリットをご紹介します!
ここからは、売却するタイミングごとのメリットについて相続の前と後に分けてご紹介します。
まずは、相続の前に売却するメリットを2つご紹介します。
1つ目は、遺産分割のトラブルを避けられることです。
相続前に相続する不動産を売却して現金化しておくことで、遺産分割手続きがスムーズに進みやすくなります。
さらに相続人同士のトラブルを避けやすくなるでしょう。
2つ目は、マイホームの特別控除を適用できる可能性があることです。
相続する不動産が自己居住用不動産である場合は、特別控除を適用できる可能性があります。
マイホームの特別控除とは、自己の居住用財産を住まなくなってから3年以内に売却した場合に、譲渡所得から3000万円までの控除を認める特例です。
次に、相続の後に売却するメリットをご紹介します。
それは空き家の特別控除の適用を受けられる可能性があることです。
一定の条件に該当すると、相続した空き家を売却して利益が生じた場合、譲渡所得税の課税所得から3000万円の控除を受けられます。
主な適用条件は、以下の通りです。
・亡くなった方が1人で居住していたこと
・昭和56年5月31日以前に建てられた一戸建てであること
・相続した方が、その土地や建物を耐震リフォームするか、あるいは取り壊して相続日から3年以内に売却すること
・相続時から売却時まで空き家であること
□家を早く売るコツをご紹介します!
ここからは、家を早く売る2つのコツについてご紹介します。
1つ目は、売りたい時期の半年前から準備しておくことです。
家を売り始めてすぐに売れる可能性は低いです。
売ると決めてから売却が完了するまで、平均して半年ほどかかります。
そのため、売りたい時期の半年前から準備を始めることがおすすめです。
2つ目は、売りたい時期が近い場合は買取を検討することです。
とにかく早く家を売りたい方には、不動産会社に直接買い取ってもらうことをおすすめします。
仲介の場合は買い手を探すことに時間がかかるため、売却期間を予測できません。
一方で買取の場合は売却価格が相場の7から8割ほどになってしまいますが、2週間から1ヶ月ほどで売却できます。
その理由は不動産会社が買い取ってくれるため、買い手を探す手間が省けるからです。
□まとめ
この記事では、相続する不動産を売却するタイミングごとのメリットと家を早く売る2つのコツについて詳しく解説しました。
売却するタイミングでお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
また、不動産の売却をご検討中の方は、ぜひ当社までお問い合わせください。