マイホームの売却理由が重要な理由と注意点とは?
2023/04/07
「ローン支払いが困難になったから」
「騒音が気になるから」
マイホーム売却の理由は人それぞれあると思います。
この売却理由は売却の際、とても重要です。
そこで今回は、マイホームの売却理由を伝える際の注意点と売却理由が与える影響について紹介します。
□マイホームの売却理由を伝える際の注意点
まず、瑕疵(かし)を伝える義務があることを覚えておきましょう。
住宅購入希望者の決断に影響を及ぼす情報を伝えなかった場合、売却後のトラブルを引き起こす可能性があります。
どこまでが説明義務があるのかは、明確には決まっていません。
瑕疵となる可能性がある事柄は、隠さずに伝えておくことが大切です。
瑕疵の例としては、シロアリや雨漏りなどの物理的なものや殺人事件や孤独死などの心理的に抵抗があるものなどが挙げられます。
次にネガティブな事柄を伝える時は、ポジティブな事柄に言い換えられないか考えましょう。
例えば、駅近で電車の音が気になる場合、駅に近く通勤通学に便利であるというように言い換えられます。
人の性格や価値観は様々であり、暮らしやすい環境も変わってきます。
他の人にとってはメリットに感じる場合もあるので、別の視点で考えてみることが大切です。
また、ネガティブな理由の場合、対策もセットで伝えましょう。
特に瑕疵の場合は、先ほどのポジティブな言い換えは困難です。
その際は、対策を伝えることで購入者も少し安心して購入を決断できるでしょう。
しかし、理由によっては売却できるのか不安な方も多いと思います。
そんな時は、不動産売却の専門家に相談することをおすすめします。
当社でも、様々な理由の不動産売却のサポートをしてまいりました。
不動産売却でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
□売却理由はどのような影響を持つ?
1つ目は、売却価格に影響を与えます。
住宅購入は、非常に大きな買い物です。
そのため、誰しもが多くの物件の中からなるべく暮らしやすく良い物件を購入したいと考えます。
家を売る理由がネガティブなものであった場合は、売却価格が大きく下がる可能性があります。
2つ目は、売却期間に影響を与えます。
ネガティブな売却理由であった場合、購入者は購入を一度検討するでしょう。
特に訳あり物件や事故物件は、買い手が見つかるまで時間がかかることが多いです。
3つ目は、購入者の決断に影響を及ぼします。
まずは、理由が購入者にとってネガティブなものである場合は、購入までの決断に時間がかかるかもしれません。
一方で、できる限り明確に理由を伝えた方が、購入者は安心して購入に踏み出すことができます。
□まとめ
今回は、マイホームの売却理由を伝える際の注意点と売却理由が与える影響について紹介しました。
なるべく早く売却したいと思い、ネガティブな理由は隠したいと思う気持ちも分かります。
しかし、トラブルを避けるため、また購入者に安心感を与えるためにもしっかり理由を伝えることが大切です。
当社では様々な理由の不動産売却のサポートをしてまいりました。
不動産売却でお悩みの方はお気軽にご相談ください。