不動産売却のタイミングと注意点についてご紹介します!
2023/03/22
不動産の売却をする理由は人それぞれです。
しかし、なるべく高値で不動産を売却したいと誰しもが考えるでしょう。
高値で売却するためには、ベストなタイミングを見極めることが大切です。
そこで今回は、不動産売却のタイミングの見極め方と注意点についてご紹介します。
□不動産売却の最適なタイミングを見極めるには?
不動産売却のタイミングを見極める基準はいくつかあります。
1つ目は、築年数です。
基本的に、住宅は年月が経過するにつれて、資産価値が下がります。
戸建て住宅では、築15年までは価値が著しく下がり続けます。
そのため、売りに出すのが1年遅れるだけでも、売却価格は大きく変わるので注意が必要です。
売却を検討している方は、早めに売却することをおすすめします。
2つ目は、季節です。
季節によって、売りやすさが異なります。
新学期や新年度が始まる4月に合わせて、1月から3月の間に住宅を購入する人が多い傾向にあります。
そのため、その時期は不動産の売却に適したタイミングと言えます。
3つ目は、税金です。
不動産売却により利益が出た場合、譲渡所得税が発生します。
譲渡所得税は、不動産の所有期間によって異なります。
具体的には、譲渡所得税は不動産の所有期間が5年を超えるかどうかで税率が約20%変わります。
不動産を所有していた期間が5年を下回る場合、譲渡所得税が非常に高くなります。
また、築年数が10年以上の物件の場合、「10年越え所得軽減税率」が適用され、更に税率が低くなります。
税金と築年数の両方を照らし合わせて、タイミングを検討することが大切です。
□売却における不利なタイミング
*相場価格が今後の上昇が予測されるとき
相場価格が上昇している際に、慌てて不動産を売却した場合、今後上昇することで更に得られた利益を失う可能性が高いです。
今後、相場価格が上昇する可能性はあるかをよく見極めて、売却のタイミングを見計らうことが大切です。
例えば、売却する不動産の周辺に新しいショッピングモールや駅が開通する場合、相場価格の上昇が考えられます。
不動産の相場に詳しい不動産会社に相談しながら、売却のタイミングを決めることをおすすめします。
*税金の優遇を受けられない時期
税金を軸に売却のタイミングを決めるのは困難かもしれません。
しかし、数日や数か月で税金の優遇を受けられる場合、売却のタイミングをその時に合わせることをおすすめします。
大切なのは、税金の優遇を受けられることや時期を知っておくことです。
後からその存在を知って、後悔することのないようにしましょう。
□まとめ
不動産の売却に最適なタイミングを見極める基準はいくつかあります。
売却予定の住宅の築年数や、税制優遇を受けられるのかを事前に知っておくことが大切です。
不動産の売却のタイミングについて、ご不明点がございましたらお気軽にご相談ください。