不動産売却はいつ行えば良い?
2023/02/11
これから引っ越しの予定があったり、使わない空き家を所有している場合、ほとんどの方が売却を検討すると思います。
ただ、せっかく売るなら損をせずに売りたいですよね。
損をしないためには、不動産を売るべきタイミングと売ってはいけないタイミングを見極める必要があります。
今回は不動産売却をいつ行うべきかに加えて、売ってはいけないタイミングもご紹介します。
□不動産売却はいつ行えば良い?
売り時を見極めるタイミングは、「季節」「築年数」「税金」の3つの基準から判断するのが得策です。
それぞれ見ていきましょう。
1. 季節
例えば、2月から3月あたりの冬が終わって春に入りそうな時期だと、就職や転勤、子どもの進学などで不動産に対する需要が高まります。
これに合わせて不動産を売りに出せばうまく売却できる可能性が高いでしょう。
多少価格を高く設定しても買ってもらえる場合があるので、おすすめのタイミングです。
2. 築年数
不動産の中でも住宅の場合、その築年数が不動産の価値を左右するのです。
築年数が浅い住宅であれば価値の下落を最小限に抑えて売却できる一方で、築年数がかなり経過した住宅だと大幅に価値が下落していきます。
そのため、売却を検討しているのであれば年数が経過する前に行動に移しましょう。
3. 税金
不動産を売却すると、その売却益に対して譲渡所得税を支払う必要があります。
この譲渡所得税の税率は不動産の所有期間によって以下のように変動します。
・5年以下の場合:約39パーセント
・5年以上の場合:約20パーセント
所有期間5年を目処に、およそ20パーセントも変わってしまうので、売却の際に確認しておくことをおすすめします。
□売ってはいけないタイミングとは?
しかし、もちろん売ってはいけないタイミングもあります。
こちらも挙げていきます。
*相場価格が上がっている or これから上がりそうなとき
不動産の相場価格が上がっている最中に、自身もそれに合わせて売却してしまうのは避けましょう。
相場価格が上がりきってから売っていれば得られていたかもしれない利益を逃してしまうからです。
相場が上がっていても焦らずに、売却のタイミングについては不動産会社のような専門家に相談することをおすすめします。
*税金の優遇が適用されないタイミング
もちろん売却タイミングを税金の優遇が受けられる時期に合わせるのは中々難しいかもしれませんが、数日から数カ月程度の調整なら容易なケースが多いでしょう。
もし、「あと1週間待ってれば優遇が受けられたのに」と後悔しないためにも、売却スケジュールと税金の優遇を受けられる時期を事前にチェックしておきましょう。
□まとめ
不動産売却を成功させるためには、築年数や季節を参考にすることがおすすめです。
できるだけ多くの買い手が、家を欲しいと思うようなタイミングを見極めましょう。
しかしご自身だけでこれを行うのは難しいかもしれませんので、もし不動産売却を検討している方がいらっしゃれば、ぜひ当社にご相談ください。