離婚の際の財産分与の進め方とは?相続遺産の対象となる資産もご紹介!
2022/05/31
離婚した際に重要なことは財産分与に関して考えることです。
離婚時の財産分与と遺産相続は似通っている部分もあります。
今回は離婚時と離婚後の財産分与の進め方についてご紹介します。
また、財産分与の対象となる資産もご紹介しますね。
そのため、離婚時の財産分与や遺産相続をお考えの方はぜひ参考にしてください。
□離婚時と離婚後の財産分与の進め方とは?
*離婚した際の財産分与の進め方とは?
1つ目は、話し合いを行うことです。
財産分与に関して最も大切なことは夫婦間での話し合いです。
協議離婚合意書を作成し、さまざまな財産の分け方を決定しましょう。
2つ目は、離婚調停を行うことです。
話し合いで決まらず、決裂してしまうケースは少なくありません。
その際は離婚調停で解決するようにしましょう。
離婚調停とは、離婚に関するさまざまな問題を家庭裁判所で話し合うことです。
3つ目は、離婚訴訟を起こすことです。
離婚調停でも決まらない場合は、離婚訴訟する必要があります。
訴訟を起こすと裁判官が決定してくれるので、安全に話し合いを進められます。
離婚調停が上手くいかない際には訴訟を起こしましょう。
*離婚した際の財産分与の進め方とは?
1つ目は、話し合いです。
離婚後2年までは財産分与を求められます。
そのため、まずは話し合いをしてみましょう。
2つ目は、財産分与調停を行うことです。
財産分与調停では、調停委員が夫婦間に入って話を進めてくれます。
3つ目は、財産分与審判を行うことです。
財産分与調停で決まらなかった際は財産分与審判へと切り替わります。
裁判として行われるので、最終的に財産分与を決定できるでしょう。
□財産分与や遺産相続の対象となる資産とは?
財産分与と遺産相続の対象となる資産は同じです。
そこで財産分与や遺産相続の対象となる資産を4つご紹介します。
1つ目は、現金や預金です。
現金や預金が最も一般的な資産として知られています。
2つ目は、株式や有価証券です。
これらも財産分与の資産の対象物です。
婚姻前に手に入れたものは対象にはならないため、注意しましょう。
3つ目は、不動産です。
土地や建物に関しても財産分与や遺産相続の対象です。
住宅ローンの返済に関しても話し合う必要があります。
4つ目は、生命保険です。
意外だと感じられた方はいらっしゃるかも知れません。
積立て型の生命保険であれば、対象です。
□まとめ
今回は離婚時と離婚後の財産分与の進め方と財産分与の対象となる資産についてご紹介しました。
当社では、不動産売却に関して全力でサポートしております。
そのため、何かご不明な点がございましたら、お気軽にご相談くださいね。