不動産売却で相続税を支払おう!売却にかかる税金についても解説!
2021/10/09
「不動産を相続、売却する際はどのような税金がかかるのか、相続税とは何。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
税金の認識不足で、思わぬ出費を防ぐためにもポイントを押さえておきたいですよね。
そこで今回は、相続から納税までの流れについて、また、相続した不動産の売却かかる税金についてご紹介します。
□相続から納税までの流れ
皆さんは相続から納税までにはどのような手順があるとお考えですか。
今回は全部で5つに分けてご紹介します。
1つ目は相続人で遺産分割協議をおこなうことです。
基本的に、相続人は配偶者もしくは子どもなどの法定相続人となります。
2つ目は不動産の名義人を変更することです。
相続した不動産の名義人を被相続人から相続人に変更する必要があります。
3つ目は不動産仲介会社に売却を依頼することです。
不動産仲介会社が、売主と買主の間に立って、様々な条件の調整やフォローをおこなってくれます。
4つ目は不動産の売却手続きです。
購入希望者との契約条件がまとまると、不動産売買契約を締結、残金決済・不動産の引き渡しへと進みます。
5つ目は相続税の申告・納税です。
相続税の申告書は、被相続人の死亡時における住所地を所轄する税務署長に提出します。
相続税の納付手続きは、税務署や金融機関などでもおこなうことが可能です。
以上が相続から納税までの流れについてでした。
□税金の種類
続いては相続にかかる税金の種類についてご紹介します。
全部で4つあります。
1つ目は不動産の売却にかかる所得税です。
所得税は不動産を売却した時に利益が出た場合に譲渡所得の部分に課税される税金です。
2つ目は印紙税です。
印紙税は一定の契約書や株券、有価証券など、印紙税法で定められた課税文書に、定められた金額の収入印紙を購入して貼り付けることで納税する税金です。
3つ目は登録免許税です。
不動産は所有者の名義を不動産登記簿に登記して、常に権利関係を明確にしておく必要があります。
また、ローンなどの借金の抵当に入っている場合には、抵当権についても登記が必要です。
4つ目は消費税です。
消費税は支払金額に消費税率を掛けた金額を合計して業者などに支払います。
以上が4つの税金についてでした。
□まとめ
今回は不動産相続、売却する方に向けてそれにかかる税金についてご紹介しました。
相続から納税の流れについて、また、相続にかかる税金の種類について、理解が深まったのではないでしょうか。
今回の情報をぜひ活用し、後悔をしない相続・売却してくださいね。