相続した空き家を放置するデメリットと対処法についてご紹介します!
2023/04/18
親から相続した空き家。
すでに自分の住まいを持っているため、使う予定がない方は多いのではないでしょうか。
しかし、空き家は放置すると様々な不利益が降りかかってきます。
今回は、空き家を放置するデメリットと空き家の対処法についてご紹介します。
□空き家を放置するとどんなデメリットがある?
空き家を放置するデメリットを4つご紹介します。
1つ目は、近所トラブルの発生です。
空き家は犯罪やごみの不法投棄に使用されやすいため、周囲の治安が悪くなりかねません。
また、管理されていない空き家は害獣や害虫が繁殖しやすく、周辺にも悪影響を及ぼします。
これらのことから、空き家の放置は近所トラブルに発展しやすいのです。
2つ目は、損害賠償の発生です。
放置された空き家は、台風や地震などの災害が起こると非常に壊れやすいです。
そして、ガラスの破片や落ちた瓦が近所の車や建物などを破壊してしまうと、空き家の持ち主が損害賠償をする必要があります。
3つ目は、家の劣化が進むことです。
家は人が全く使用しない状態が続くと通常よりも早く劣化してしまいます。
そのため、放置してしまうと資産価値が大幅に低下してしまうのです。
4つ目は、固定資産税の支払いが続くことです。
家が存在する限り、持ち主は住んでいなくても固定資産税を支払う必要があります。
また、管理されていない空き家は、通常よりも重く固定資産税が課される可能性があるのです。
□空き家を相続した際にどんな対処法を取れば良い?
空き家を相続した時の空き家の対処方法は以下の3つです。
・住居として使用する
・売却する
・賃貸にする
住居として使用することで、住み慣れた懐かしい空間で生活できます。
空き家が古い場合でも、リフォームすれば長く住める可能性があります。
売却すると、空き家を現金化できる可能性があります。
複数の相続人がいる場合は遺産を等しく分割できるため、トラブルを回避できるかもしれません。
また、維持管理費がかからないのもメリットです。
賃貸にすると、入居者が現れた場合に毎月賃貸収入を得られます。
ただし、空き家が古い場合はリフォームやハウスクリーニングが必要です。
□まとめ
今回は、空き家を放置することのデメリットと空き家を相続した場合の対処法についてご紹介しました。
空き家を放置すると人との関係性の悪化や金銭的な損失に繋がるため、迅速に対処する必要があります。
空き家に引っ越して住む予定がない方は、賃貸や売却をすることをおすすめします。