不動産売却のきっかけと売却理由の伝え方についてご紹介します!
2023/02/15
不動産を売却したいと思っていても何かしらの理由が必要だとお考えの方もいらっしゃると思います。
実際、不動産を売却する時に購入予定の方から売却理由を聞かれることが多く、売却理由をどう伝えるかも重要になってきます。
今回は、不動産売却をしようと思ったきっかけと、その伝え方についてご紹介します。
□不動産売却のきっかけとは?
不動産売却のきっかけは人によって様々です。
ここでは4つ挙げていきます。
1. 住み替えのため
住み替えとは、現在住んでいる家から引っ越しをすることを指し、子どもが生まれた場合や就職・進学などのケースが挙げられます。
新しいライフイベントの際に住み替えを検討し始める場合が多いようですね。
2. もう使わないため
例えば家族から実家や土地を相続したは良いものの、住む予定がないため売却しようというケースです。
使わない状態で所有していても、無駄な税金や維持費を払い続けることになるので、確かに売却する方が得策ですね。
3. 離婚したため
離婚したため不動産売却をするというケースもあり、夫婦のどちらか一方が残る場合もありますが、お互いが新しい生活を始めるために売却してしまうケースが多いみたいです。
逆に再婚や財産分与がきっかけで売却する場合もあります。
4. 転勤
転勤がきっかけの場合、すぐに売却を決断する方と、後から売却を決断する方の2パターンに分かれます。
後者に関しては、もしかすると数年後に戻ってくる可能性があるのが理由として挙げられるでしょう。
前者の場合は以下の理由が挙げられます。
・希望していた価格で売れそうだから
・賃貸に出すから
□売却理由はどう伝えれば良い?
売却理由の伝え方は、気遣いが必要な場合があります。
特にマイナスな理由の場合は、伝え方を工夫しなければなりません。
それぞれ見ていきましょう。
*伝えにくい事情の場合
・離婚した場合:「家族構成が変わった」、「実家に戻る」などに言い換える
・ローンが返済できない場合:「経済的な理由で」に言い換える
上記のような理由を直接伝えるとなると売り手側が気にするケースが多いと思うので、このように言い換えるのがベストです。
*伝える義務のある事情の場合
これは建物の状況や過去に起こった事故について、「告知義務」があります。
例えば以下の様なケースが考えられます。
・雨漏りが発生している
・シロアリによる被害がある
・建物の基礎部分、地盤が軟弱
・過去に人が亡くなっている
・火事や洪水があった
・周辺に火葬、ゴミ焼却施設や反社会勢力の事務所がある
上記で挙げたような要素に当てはまる場合、必ず買い手に対して告知しましょう。
□まとめ
不動産売却を検討する方は様々な理由を持って売却に踏み切ります。
そこで買い手に対して理由を伝えるときに、告知義務のある要素を伝え忘れないように注意しましょう。
不動産売却に関してお悩みの方は、ぜひ当社へご相談ください。