不動産売却をお考えの方へ!契約の流れを解説します!
2021/11/15
不動産売却を考えの方で、何から始めればいいか分からない方も多いでしょう。
実際に売却を進める前に、不動産売却の大まかな流れを掴んでおきましょう。
この記事では、不動産売却の契約の流れと注意点について説明します。
□不動産売却の全体的な流れを解説!
全体的な流れとして6つのステップがあります。
まず、ステップ1で不動産会社に売却の相談をします。
不動産会社に連絡し、売却のためにするべきことや必要な書類などについて聞きましょう。
実際に不動産会社に行って、担当者の人と話してみると良いでしょう。
連絡した際に、事前に必要な書類を聞いておき、準備しておくとスムーズに話し合いを進められます。
不動産会社に相談する際に、価格査定を受けてみると良いでしょう。
まずは簡易査定で物件情報から大体の査定額を算出できます。
簡易査定を受けた後に、詳細に査定するために訪問査定を受けてみましょう。
査定額は不動産会社によって異なるため、複数査定の依頼をおすすめします。
ステップ2で不動産会社と媒介契約をします。
媒介契約とは、所有する物件をどのように売却するのか、売却成立時の報酬はいくらかなどの取り決めを行うことです。
媒介契約には、「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類があり、ご自身の状況にあった契約を選びましょう。
また、契約の際に不動産の周辺の状況や設備を、物件周辺状況等報告書や付帯書に記入します。
ステップ3で、売却活動を始めます。
媒介契約が結ばれると、不動産会社が本格的に売却活動を開始します。
購入希望者から問い合わせがあれば、物件の案内や説明を行います。
内覧を経て、購入希望者から購入申込書を受け取れば、売却活動は終了です。
ステップ4で、売買契約を締結します。
物件の最終審査と買主の住宅ローン審査が終われば、売買契約を結ぶために必要書類を準備します。
重要事項の読み合わせと手付金の授受を行い、署名、押印をすれば契約完了です。
ステップ5で、物件の引き渡しと決済を行います。
契約で定めた日時に決済をし、土地の確定測量を実施したら引き渡し完了です。
物件に抵当権がある場合は、決済前に抵当権抹消の手続きを行いましょう。
ステップ6で、確定申告をします。
売主は不動産売却の利益分の税金を納付するために確定申告を行う必要があります。
◻︎不動産売却の流れを掴むための注意点をご紹介します!
注意点は2つあります。
1つ目は、おおまかな流れを把握することです。
流れを把握しておかないと、後悔の残る売却となってしまう可能性があります。
段取りを把握し、余裕を持って取引に臨みましょう。
2つ目は、分からないことは専門家に相談して解決することです。
インターネットなどで調べても分からなかったことは、専門家に聞いて正しい知識を教えてもらいましょう。
◻︎まとめ
今回は不動産売却の流れと注意点について説明しました。
不動産売却は手続きも多く、税金や法律も絡んでくるため、分からないことは相談して、解決しておきましょう。
後悔のないように事前にしっかり準備してくださいね。