不動産を相続することになった方必見!売却はいつ行うべきなのかと売却をするメリットをご紹介!
2021/07/11
「不動産を相続することになったけれど、いつ売却すべきなのかな」
「そもそも売却をすべきなのかな」
そのように悩んでいる方は多いでしょう。
そんな方のために、売却するタイミングと売却のメリットとデメリットを紹介していきます。
□不動産を相続前、相続後に売却するメリット・デメリットとは
不動産を相続前に売却する場合のメリットは、相続者が何人かいるときに遺産の分割が円滑に行えるということです。
しかし、不動産売却で出た利益は課税対象になるので、その点はデメリットです。
また、条件によっては税制優遇措置を受けられるのでチェックしておきましょう。
不動産を相続後に売却する場合のメリットは、税金を抑えられることが多いということです。
相続税、所得税ともに抑えられる場合がほとんどです。
デメリットとしては、上の場合の逆で、相続者が何人かいる場合、遺産分割が複雑になり、トラブルの元になりやすいということです。
□不動産を売却するメリット・デメリットとは
不動産を売却するメリットは3つあります。
1つ目は、現金化できるということです。
不動産を売却すると、現金になります。
これを、ローンの返済や家を買う資金にできます。
さらには火災保険などに加入していると、いくらかお金が返ってくることがあります。
2つ目は不動産の維持費がかからなくなることです。
建物もメンテナンスをしないと老朽化してしまいます。
そうすると当たり前ですが、その価値は下がっていってしまいます。
売却すると、維持にかかるお金や時間がかからなくなります。
その分、家族や自分にお金と時間をかけられます。
3つ目は税負担の軽減です。
家や土地を所有していると、固定資産税や都市計画税という税がかかります。
不動産を売却するとこれらの負担が減ります。
次に、不動産を売却するデメリットとは何でしょうか。
2つほど挙げられます。
1つ目は、売却には費用がかかるということです。
不動産の売却には印紙税や測量費、仲介料が発生します。
印紙税は、500~1,000万円なら10,000円、高額の1億円~5億円なら10万円です。
これらは、軽減税率適用でいくらか安くなります。
測量費はおよそ35万円~45万円ほどかかります。
最後に仲介料ですが、不動産会社が契約を成立させた成功報酬で、仲介料には、上限が法律で定まっていますが、上限額は金額によってパーセントが変わります。
2つ目に、売却は時間と手間を費やすことです。
不動産を売却するまでに様々な手続きが必要になります。
これにはある程度の期間を要するので、計画的に進めなければいけません。
□まとめ
売却するタイミングや売却のメリット・デメリットについてご理解いただけたでしょうか。当社では不動産の売却だけでなく買取も行っていますので、相続でお困りの方は是非一度ご相談ください。