不動産売却はどのようなプロセスで進む?不動産売却のプロが解説します!
2021/07/09
不動産売却に大切なのは、計画を立てて先を見通すことです。
不動産売却の進み方を知ることで、計画を立てやすくなります。
今回は不動産売却のプロセスを解説します。
□不動産売却はどのように進むの?
売却の手順には大まかに、6つのステップがあります。
1つ目は土地の査定を依頼することです。
不動産会社に依頼することで、土地がどのくらいなら売れそうかを算出してくれます。
2つ目は不動産会社と契約を結ぶことです。
契約を結ぶ前に、疑問に思ったことは全て質問して解消し、不安や不明な部分が無いようにしておくのが望ましいでしょう。
そして、媒介契約を結びます。
媒介契約には一般媒介、専任媒介、専属専任媒介契約があります。
簡単にこれらの違いを説明すると、他の不動産会社とも契約できるかそうでないかが大きい違いです。
そうなると、他の不動産会社とも契約できる一般媒介が良いと思われがちです。
会社の立場から見ると、他の会社で成約される可能性があるので、優先順位が後回しになる可能性がありますよね。
そのため、1社だけで契約をする専属専任媒介契約をおすすめします。
3つ目は売り出し価格を設定します。
不動産会社と相談しながら、売り出し価格を決め、売却までに時間に余裕があれば相場よりも高めに売り出してみると良いでしょう。
4つ目はいよいよ売却をスタートさせます。
宣伝はインターネット上の媒体、チラシや冊子を利用して、購入希望者を募ります。
5つ目に内覧の対応や、交渉です。
売り出していると、購入を検討している方から不動産の内覧をしたい方や、価格交渉などの交渉も行われます。
不動産会社と相談しながら対応を決めていきましょう。
6つ目は買い主と売買契約を結びます。
両者が取引条件に合意した場合は、不動産の売買契約を結びます。
そして、この際に手付金を受け取ります。
7つ目は土地の引き渡しです。
買い主の住宅ローンが通過するのを待って残りの金額を決済します。
そして、必要な書類を提出して、引き渡しをします。
これで不動産の売却が終了します。
□売却額を上げるためにできることを紹介します!
では、売却額を上げるにはどうすれば良いのでしょうか。
1つ目は土地をメンテナンスしておくことです。
土地を売却する場合で、建物が無い場合は、購入意欲がそがれないように、雑草やゴミはきれいにしておきましょう。
2つ目は売却に必要な費用も考えておくことです。
不動産を売却する際は売主も費用が必要です。
事前に費用を想定しておくことで、取引が円滑に進みます。
□まとめ
今回は不動産売却の流れと、売却額を上げるためにできることを紹介しました。
値段を上げるために、土地に限らず住宅でも不動産を売却する際はぜひとも、掃除を行っておきましょうね。